診療内容
当院の診療について
診療科目・診療対象動物
■ 診療科目
内科全般(心臓、呼吸器、消化器、泌尿器、脳・神経、血液等)、一般外科、腫瘍科、皮膚科、眼科、歯科、ワクチン接種、フィラリア・ノミ・ダニ等の予防
■ 診療対象動物
犬、猫、ウサギ、フェレットの診療を行っています。
ワクチン接種について
狂犬病ワクチンについて
狂犬病ワクチンは、生後91日齢以上のわんちゃんは、必ず接種しなければならないと法律で定められています。狂犬病は人にもうつり、発症してしまった場合の死亡率は、ほぼ100%と、非常に怖い病気です。
接種は1年に1回、毎年、春から夏前までに接種することが一般的です。
混合ワクチンについて
混合ワクチンは、わんちゃん、ねこちゃん、フェレットさんの間で流行している病気の予防を行うために接種します。0歳の時は、生後2か月頃から、わんちゃんは計3回、ねこちゃんは計2回、フェレットさんはファームでの接種以外に計2回のワクチンを接種、以降は年に1回接種し、免疫力を維持していってもらいます。
わんちゃんはそれぞれの生活スタイルによって、必要なワクチンを選択しますので、ご相談の上、接種してください。
フィラリア予防について
フィラリア症は、蚊が媒介してうつる寄生虫感染症で、心臓に寄生し、発症してしまうと心不全をおこし、最悪、死に至る病気です。フィラリア症はわんちゃんで有名な病気ですが、ねこちゃん、フェレットさんにも感染が報告されており、わんちゃんよりも心臓の小さいねこちゃんやフェレットさんでは、より重篤な症状を示すといわれています。
フィラリア症は、予防薬を毎月1回飲ませたりする等で、ほぼ100%予防できる病気ですので、是非しっかり予防をしてあげてください。地域によって予防する期間は変わり、大阪府下では、5月頃から12月頃まで予防していくことをおすすめします。
また、シーズン始めには、既にフィラリアに感染していないかどうかの血液検査が必要です。
ノミ・ダニ予防について
わんちゃん、ねこちゃんが、ノミ・ダニに寄生されると、吸血されるだけでなく、瓜実条虫(サナダ虫)や、バベシア(血液細胞に寄生する寄生虫)などの寄生虫に感染することがあります。特にバベシアは、感染してしまうと非常に厄介な寄生虫で、大阪府下でも感染が確認されています。
月に1回、首の後ろに垂らすタイプのお薬が主流ですが、わんちゃんに関しましては、最近ではフィラリア予防薬のように、飲み薬でもノミ・ダニ予防ができるようになっていますので、首に液体のお薬が付くのを嫌がる子や、皮膚病などでこまめにシャンプーをしている子などに、特におすすめです。
避妊・去勢手術について
去勢手術、避妊手術をすることで、マーキングなどの発情行動の抑制、また、将来的な、生殖器や乳腺などの病気を予防する効果が期待出来ます。
全身麻酔下での手術になりますので、事前に身体検査や血液検査、高齢な子でしたらレントゲン検査も含めて、麻酔のリスクが高くないかチェックする必要があります。